【実体験】ローンの残っている家を売って新居を買いたい！住み替えの流れと進め方

はあ…家を買ったものの子供も増え、大きくなってきて手狭に、、、でもまだ数年しか経ってないんだよなあ。今の家のローンが残っていても、新しいお家に引っ越しはできるんだろうか….汗

新居を購入した時、まさか自分がお家を買い替えるなんて思っていなかったし、うっすら家をもう一度建てられたらいいなと思っていたもののローンを抱えたままでできるはずがないよね…と考えていました。

でも！！！ローンがあっても！！！できます！！！

家の買い替え＝住み替え！

実際に私はガッツリローンがある状態でしたが、売却して、本当に理想のお家に住むことができました。

人生で長く時間を過ごすであろう「家」。妥協しなくてもいいんです。

実際にめる家が体験した、戸建てから戸建ての住み替えと、流れをお話ししていきます。

この記事を紹介する人

2020年に8年住んだ建売を売却し、注文住宅(スウェーデンハウス)に住み替えたアラサー主婦める。住み替えて幸福度120%になった家で働きながら暮らしについて発信してます★詳しくはこちら

ローンがあっても住み替えは可能！

ローンがあってお家の買い替え（住み替え）は可能です。

生涯で一番高い買い物になるであろう家。

「一緒に一度の買い物！」という一般論があるし、なんとなく「2回目なんか無理！」「ナイナイ！」とか思っていませんか？

私もそうでした。

1軒目のお家が出来上がって、その時は満足度が高かったのですが、住み続けるごとに感じてくる違和感。

それらの違和感が住み替えしたい！と思うきっかけになったんです。

私が住んでいたエリアは同世代のママさんが多い新興住宅地で、毎日夕方になると子供達が遊び始めて、ママさんたちが輪になって会話していたんです。

める

ちょっとコンビニ行きたいけど、なんとなく出にくい….

そんなシーンがたくさんありました。

もちろん人によってはその環境は助け合えたり、ストレス発散になる方もいると思います。

でも、私自身コミュ障なところもあって、ほとんど関わっていかなかったんですよね….

近所付き合いやママ友付き合いが苦手な私にとって、「気軽に外に出られない」というのは結構ストレスでした＾＾；

あとは、子供が少しずつ大きくなってきたことと、私がお家で仕事をするようになったことなど環境の変化も。

「やっぱり庭欲しいなぁ….」
「もうちょっと広いといいなあ….」
「自分の仕事部屋が欲しいなぁ」

などなど。

要は手狭になってきたことも、住み替えをしたい！と感じた理由です。

この思いがどんどんと膨らんで、「今しかない！このタイミングは逃せない！」ということで行動開始してからは、一気に住み替え計画が動き出しました。

>>住み替え　タイミングの記事もチェックしてくださいね★

戸建てから戸建ての住み替えをした我が家のスペック

家の広さと造り	31坪の木造二階建て
間取り	4LDK
メーカー	地域工務店の建売戸建て
購入時価格（土地込み）	2800万程
築年数と売却額	築8年の家を1780万で売却

このような状況でした。

あと利便性については

コンビニまで徒歩5分
無人駅まで徒歩10分
友人駅まで徒歩20分
郵便局/スーパー　徒歩圏内
学校や保育園　徒歩圏内
高速道路入口近い

と割と環境の条件はよかったのですが、ハザードマップはイエローの地域でした。

利便性から結構早く売れると媒介契約を結んでいた不動産屋さんからも言われていましたが、まあまあ長かった…汗

終わってみればあっという間だったけど、その当時は早く売れてくれ….!と心底願っていた状況だったのでキツかったですね。

>>家　売れるまで　期間の記事もチェック

住宅ローンの完済が必要！完済できいない場合は?

家を買い替える（住み替え）するための必須条件、それは今あるローンを完済させるということ。

基本これができなければ買い替えは難しくなります。（財力のある方や、ダブルローンが可能な場合は別）

ローンを完済させるには、今の家を売り、そのお金をローン残に充てることで完済できます◎

ただし、かならずしも今あるローン残よりも高い値段で売れるか、と言うのは分かりませんし、オーバーローンになる可能性もあります。

オーバーローンはその名の通り「売却額よりもローン残がオーバーしている」状況。そのため、売却額ではローンを完済することができないので

手持ちから出す
2軒目購入時にローン上乗せする

という方法で完済を目指すことになります。

しかし、家そのものは価値が下がり続ける一方ですが、土地はその時の需要に合わせて上下します。そのため運良く土地の価値が上がっている場合には、買った時よりも高い値段で売れる、ということも十分あり、アンダーローンでローン完済できるパターンもありますよ！（羨ましい！）

「売却額よりもローン残が下（アンダー）」と言う意味でアンダーローンと言いますが、この場合プラスになるので2件目の頭金などに充てることもできますよね。

ちなみに我が家の場合、オーバーローンでした。汗

ローンを完済させるためには70万円＋仲介手数料約68万円の合計約138万円を支払わなければならず、まあまあ痛手に…

>>2800万で買った家はいくらで売れた？の記事もチェック

もしここで手持ちの資金がすぐに準備できなければ、2軒目に上乗せをすることもできますし、1軒目の売却と2軒目の購入を一緒に勧められる不動産会社に相談する方がスムーズだと思います。

住宅ローンの残債を確認する方法

自分の家のローンは今いくら残っているのかを知る方法は3つあります。

①年末ごろに送られてくるローン残高証明書

年末に郵便で送られてくるこちら。この用紙で確認することができます。

②借入機関にて再発行

借入機関（銀行のHPやフラット35などのHP）で簡単な手続きをすると、当日中にこのようなPDFを取得することができます。難しい手続きは必要なく、個人情報のみで思いの外手軽に取得できますよ！

③借入機関に電話で問い合わせ

もし取得方法がわからないなどの場合は借入をしている機関に問い合わせされるのがベスト。

家を売って新居を購入！住み替えの流れ

住み替えには「売り先行」と「買い先行」「売り買い先行」の大きく3つの流れがあります。

この中で一番コストを抑えることができるのは「売り買い先行」。

ただ、この方法は売れるタイミング、2軒目購入のタイミングをバッチリ合わせてく必要があるので、経験者としては結構難しいのでは、と感じるところ。

売り買い先行で行きたかったところですがそんなうまくいくこともなく、我が家は「買い先行」で住み替えをしました。

ローンが残っているなら圧倒的におすすめな売り先行

売り先行とは、1軒目が売れてから2軒目を購入するので「売り先行」ということ。

売り先行のメリット

売れてから買うので金銭面の不安がない

売り先行のデメリット

2軒目ができる前に売れた場合仮住まいする可能性
1軒目→仮住まいの引越し費用、仮住まい→2軒目の引越し費用、トランクルームなどの費用がかかる
家を住みながら売却活動をするため、売却時に家を空っぽにした状態で見てもらえない＝売りにくいことも

と、リスクは少ないぶん、手間がかかるイメージ。

資金に余裕のある方＆ほぼ確で売れる家なら買い先行

買い先行のメリット

1軒目から2軒目への引越しがスムーズ
仮住まいを探さなくていい
家を空っぽにして撮影できるので、売れやすい

買い先行のデメリット

ダブルローンの可能性がある
金銭面でギリギリの場合メンタル削れる

買い先行の場合は、仮住まいや売る家の撮影などなど、何かと手間が少ない分リスクを取る感じ。

我が家は買い先行を選択し、結果6ヶ月ほどダブルローンを経験したのですがこの期間は本当にメンタルが削ました汗

なぜ買い先行を選択したのか？について、売れる前に2軒目のリサーチをしてしまったからというのがリアルな事情….「先に欲しい！」という感情が勝ってしまった、というところです…結果論ではありますが、6ヶ月のWローンで済んだのはよかったものの、やっぱりもっと長く掛かってたかもしれない、と思うとちょっと怖いですよね。

やはり不動産会社の方も「買い先行よりも売り先行の方がいいですよ」と親切に教えてくださっていたので、ぜひこれから住み替えをされる方で、資金面での心配がある場合とくに売り先行がおすすめです。

>>家が売れるまでに掛かった期間の記事もチェック！